オートワールから次の村の道中でカステルノー城という古城を見つけた。
城好きの私はたまらず立ち寄ることにした。
そこそこ観光地になっていて入場料も1,000円とやや高い。
中を覗きたいが塀が高くまったく見えない。
先の行程のことを考えて外観だけ見ることにした。
荒々しかったベイナック城と対照的に比較的上品でおとなしい。
その辺は城主のロマンやポリシーが如実ににじみ出る。
「火天の城」という日本の映画があるが、城造りのロマンや舞台裏を知るとまた見方が変わる。
スケールは違うがマイホームも「家庭の城」といえる。
ロマンを持ったお客様とロマンのある家作りができることは、携わる人間の最高の喜びになのではと思う。
ヨーロッパの村にはこうした噴水が今でも市民の生活に密着している。
今回はドルドーニュ川沿いの旅なので、村から川のせせらぎも聞こえるし、噴水の流れる音も聞こえる。
人が少ないし騒音もないので、村の静けさを一層引き立てているようだ。
土地を探しているお客様からよく出てくる話のなかに「採光」があるが、「音」に配慮している方は少ない。
大抵、土日で物件を見に行くことが多いが、近隣の工場が休日だったり、通勤や業務での交通量が少なく、平日とはまったく異なる「音」環境になる。
ペアガラスで防音するのもいいが、自然の音や気配もシャットアウトしてしまうと防音室にいるような味気ない家になってしまう。
オートワールに来て自然の「音」の大切さをしみじみと感じた。
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